カテゴリ:服( 42 )

a0127828_1154479.jpg

こんにちは。東京はすっかり春が来て、桜が満開になり、そして散っております。

ライヲン百貨店に向けて夢中で作っていたら、いつの間にか春に置いて行かれそうです。

作ったものいくつか。
去年、一昨年と作っているスズランのブラウス。今年は黒いギンガムチェックで作ってみました。
a0127828_1154410.jpg


爽やかな白い襟のブラウスは、勿忘草の刺繍をしました。
a0127828_1154549.jpg


今日出来立てほやほやなのは、ポケットがホルンになっているシャツワンピース。何か1つでも、楽器ができたら素敵だろうな。
a0127828_1154649.jpg


並行して、オーダー頂いたものも少しづつ作っています。これはミモザのブラウス。
a0127828_1154698.jpg


製作の合間に、千鳥ヶ淵へ夜桜を見に行きました。桜のトンネルが何メートルも続く下を歩くのはなんだか夢の中にいるようです。

桜の木って春以外はゴツゴツとして、頑固なおじいさんみたいなのに、そのポーカーフェイスの下ではピンク色の生命が躍動していて、着々と春への準備をしているんですよね。

一斉に花が咲く様は、本当に手品のよう。1年かけて準備してきたものを、ワンツースリーでぱっと咲かせ、みんなをわぁーっと感動させた後は、景気の良い桜吹雪ぱららーで、潔くさようなら。

桜の木を見ていたら、こんな生き方も素敵だなぁなんて思えてきます。
私も春物を作るのが大好きなので、1年中、コツコツと春物ばかりを作り続けて、1年に1度、春にだけお客さんに、たっくさんの作りためた春物をお披露目する。その時だけ毎日たくさんの人に会って、お話して、喜ぶ顔をみて、そのあとはまた、ちくちくちくちく…。
そんなのもいいなーなんて。

そのくらい、春物を思う存分作れる今の時期は幸せなのです。この幸せがずっと続いたらいいのにな。





.
[PR]
a0127828_11484178.jpg

春のぽかぽか陽気をイメージしたピンク色のワンピース
a0127828_11484146.jpg

えり、ヨーク、カフスに光の粒が踊る刺繍をしました。
a0127828_11484260.jpg

3月7日の結いのおとへ連れて行きます。
光を透かしたらきっと綺麗だと思うので 晴れたらいいな^ ^







.
[PR]
a0127828_13414295.jpg

紺色の別珍で仕立てた、シンプルなフレンチスリーブのワンピース。

ずいぶんお待たせしてしまったけれど、ようやくお届けできました。とびっきりの笑顔で着て下さいました^ ^

別珍は綿で作ったビロードみたいな生地で、ビロードよりは光沢が控えめですがお取り扱いしやすい素材です。

私が自分用に作って着ていたのを見てオーダー頂きました。
以前、何かのパーティーへ着て行って、同じ紺色のビロードのお召し物を着た方と並んだことがあって、比べると光沢の差が一目瞭然。
それ以来、お出かけ着として着るのには、どうしてもビロードの模造品という感じがして気がひけていたのですが、オーダー下さった方は、
「ビロードのようなギラギラした光り方よりも、別珍の控えめな光沢が好き」
と言ってくださいました。

言われてみたら、マットで落ち着いた別珍の光沢はとても上品で、大人っぽくて、ビロードとはまた別の良さがあります。
ビロードのようにてろんとせず、どっしりと存在感があるのも微笑ましい。ただ、静電気が発生しやすいのでペチコートは必須なのですが。

何事も、比較して優劣をつけるんじゃなくて、そのものの持つ優れた点や好きなところを見たほうが、いろんなことが楽しくなりますね^ ^





.
[PR]
暑くて蒸し蒸しの日々には、どうしたって風を切って飛び回る生き物を羨ましく思ってしまいますよね。

そんな時期なので、今年もカモメを刺繍しました。
a0127828_183675.jpg


日本の涼しげな色と言えばやはり群青。
深い青い綿の生地に、白糸で少し記号っぽいカモメたちと海の波を刺繍しました。

こちらも先日ニヒル牛2へ納品しましたら。
その日お店番をされていた、最近髪をショートにして女っぷりが上がったと評判の看板娘、その名も夏の洋(うみ)と書いてヒロカ様その人に、とってもとってもお似合い!
言うまでもなく写真を撮らせて頂いてしまいました。
a0127828_1836983.jpg

しかもその日彼女が付けていたのは、ご自身が作られた深いブルーのイヤリング。
イヤリングとの相性もバッチリだし、なにより夏のうみを名前に持つ方だし、彼女にこのまま着て帰って欲しいくらいだな、と思っていたら、本当に彼女のところへ行ったとのご連絡が。

本当に嬉しい出来事でした^ ^

カモメブラウスの図案はとても気に入っていて毎年何枚か作っているので、もしかしたらまた作ろうと思っております。
じめじめっと憂鬱な時は、快晴の青空を風を切って飛ぶ、カモメに思いを馳せてみてはいかがでしょうか^ ^






.
[PR]
梅雨の中休み。
この土日は間違いなくお出掛け日和ですね。あなたはどこにいますか?
junoは西荻窪の、やたらとお洒落なインド料理屋さんにいます。
a0127828_1543551.jpg

ラッシーを飲んでおります。
お洒落なカフェ発見!と思って入ったらインド料理屋さんでした。だれか今度一緒に行きましょう。

今日はここ最近作ったもののご紹介をしようと思います^ ^
雨のお陰で作業が捗りました。
先日の紫陽花はこんなブラウスになりましたよ。
a0127828_1543747.jpg

うしろ
a0127828_1543824.jpg

砂糖菓子みたいな色合いに、ギャザーたっぷりで夢いっぱいなブラウスです。この子はニヒル牛2の洋品店へ出していたのですが、今日見に行ったら誰かすてきな女の子の所へ行ったみたいです。ありがとうございました^ ^

そして、梅雨のじめじめを吹き飛ばす、爽やかなレモンは
a0127828_15431028.jpg

こんなラブリーなレモンスカッシュブラウスになりましたよ♪
a0127828_15431130.jpg

今日、これを持ってニヒル牛2へ納品へ行ってきました。
そしたらなんだかとっても爽やかな美女が現れまして。
このレモンブラウスがまた、彼女に似合うこと似合うこと。
a0127828_15431226.jpg

なんと納品から30分という運命的な出会いを果たし、お嫁に行ってしまいました。やるな、レモンスカッシュ。

やっぱりお洋服は着てもらってこそです。お嫁に行く瞬間、試着してもらう瞬間に立ち会うことが作家としては何より嬉しいんです。
最近企画展や委託ばっかりで最後まで見送れない子たちも多いですが、これからもできる限りたくさんの旅立ちに立ち会いたいものです。
あ、でも知らぬ間に旅立った子に、ある日ばったり再会するっていうのも、めちゃ憧れるシチュエーションなんですけどね^ ^なかなか無いけど。

最期は定番、紫陽花イヤリング。
今回は本物の紫陽花っぽい色も作ってみました。淡い紫、うっとり。
a0127828_15431377.jpg

本当に刺繍糸の色のバリエーションときたら。いつもありがとう。

この紫陽花イヤリングも、ニヒル牛2へ納品しました^ ^
洋品店の間に、またいくつか納品できたらと思っております。他の作家さんのお洋服も、大変な力作がたくさん追加されていましたよ。
あなたもぜひぜひ、西荻窪へ!そしてニヒル牛2の洋品店へ遊びにいらしてくださいな^ ^







.
[PR]
こんばんは^ ^
昨日はラジオのどの番組も母の日特集をやっていて、お母さんのことをたくさん考えた一日でした。

みなさんはスペシャルな母の日を過ごしましたか?junoは離れて暮らしているのでプレゼントを送ったくらいかな。
本当はお礼を言いたいことがたくさんあるけど、現在進行形でお世話になり続けているから、なんだかなぁ。
24時間365日、家族の為に無休無給で働いた結果がこの仕上がりっていうのもね。ちょっと申し訳なくて。

なにか、自分はもう一人前だなって思った時に、『お母さんのお陰でこんなに立派になりました。』って言ってみたいです。果たしてそんな日が来るのだろうか。

chocoshoe 5thに向けて、お洋服を毎日作っています。

これは昨日できたてほやほやの、花びらみたいな綺麗なピンクの生地で仕立てたノースリーブシャツ
a0127828_213471.jpg

ノースリーブといっても、肩が広くて落ち感があるので、フレンチスリーブっぽいかたちです。
後ろ姿。ヨークに薔薇の花びらを刺繍しています。
a0127828_213554.jpg

イメージは柔らかい特攻服?花の命の短さと、それを知っている女性の強さ潔さを表したつもり。

このピンク色の生地は色と薄さに一目惚れしたんですが、自分ではピンク色の洋服を一枚も持っていないし、イメージもなかなか湧かず、2年くらい寝かせていたものです。
ピンクだから可愛らしくフリルをつけようかな、とかいろいろ考えていたけど、このざっくりしたちょっとオトコマエな形が大正解。だと自分では思っています^ ^
ふわりと風をはらんで、軽やかに歩いて欲しいお洋服。

こちらはパターンを少し変えて、衿と袖をつけました。
a0127828_21355.jpg

シャーベットイエローのこちらも色鮮やかなワンピース。
肩にちょうちょ達が乗っています。みんな着ている人の方を向いて、『あなた素敵ね!』って言ってるみたいです。

お出掛けしたくなるこの季節、たまにはこんな、思いきり綺麗な色を取りいれてみてはいかがでしょうか^ ^




/////////////////////////////////////
a0127828_213353.jpg

chocoshoe vol.5

| 期間 | 2014.5.21(wed)-25(sun)
| 場所 | 吉祥寺 re:tail http://thetail.jp/
| 時間 | 12:00-19:00 / 最終日 12:00-17:00

/////////////////////////////////////






.
[PR]
うっかりしてたら4月1日ですね。
今日は誰も信用できないので、一歩も外に出ません。(うそです^ ^)

そうそう、ミモザのブラウスが完成しました!
a0127828_11401383.jpg

丈は少し長め、裾を少しだけ絞って丸みのあるシルエットにしました。
さらっと一枚で着ても良いし、ボタンを開けて羽織ってもすてき。


これを後回しにして、いろいろ夢中で作っていたら遅くなってしまいました。
なぜ後回しになってしまったかというと、実は私、ボタン付けが苦手でして。
正確に言うとボタンホールを空けるのが苦手なのです。
ミシンのボタンホール機能を使うから関係ないじゃない、とお思いかもしれませんが、このボタンホール機能というのがなかなか繊細で手をやかされるのです。

ボタンホールを空けるのには専用の押さえを使うのですが、
a0127828_11401452.jpg

この押さえがちょっとした布の重なりにつっかえて止まってしまったり、
針を下ろしていざ足踏みを踏んだ途端に、何が気に入らないのか
「ぴぴぴ!」
と抗議してきたりします。

何が気に入らないのか。

それを横の液晶にでも表示してくれればよいのですが、
液晶ときたら
a0127828_11401541.jpg

ボタンホールレバーを下げてください
の一点張りで、こちらの質問は華麗にスルー。
ボタンホールレバー下げてる。下げてるよ!もうほんと、ないものねだりもいいとこです。

そんなこんなで、ボタンホール機能との折り合いが悪いjunoはなかなかボタン付けに対して前向きな気持ちになれません。

そのくせ、ボタンのある服ばっかり作ろうとしたりします。
だってボタン、可愛いから…。

ボタンホール機能を前に一歩も進めない自分に嫌気がさし、ネットで自己啓発的な記事をひろっていたら良いことが書いてありました。

天才になるには、そのことに10000時間以上取り組むことが条件で、天才と言われる人たちは全員それをクリアしている。

なるほど、ということは才能とか遺伝とかあんまり関係なく、訓練次第でなんとかなるということかな?

凡人にはなんとも心強い説ではないですか。
でも10000時間て。ボタンホール空けを一万時間…なんか時間もったいない気がします。

でもよく考えたら、ボタンホール空けの天才になる必要はありませんでした。
そこそこ普通にできるようになりたい。それならばまあ、10000時間ではなく10000回くらいやったらなんとかなりそうです。
一日10個で三年弱。なんだか終わりが見えてきました。やればやるほど上達するって考えると、苦手なことでも、一度でも多くやろう!と思えてきます。ナイスな発想の転換です。

天才に近道はない。でもやればやるだけ天才に近づく。
天から与えられる才能とは、技術や知識ではなく、10000時間、それをひたすら続けられるくらい、そのことを愛する力なのかもしれません。

ボタンホールはともかく、刺繍なら10000時間やれる自信あるよ!刺繍の天才になる日も近い(?)junoです^ ^

桜が綺麗です。







.
[PR]
そんな服、あったらいいな。そんなパターン、ひけたらいいな。

まだ肌寒いけれど、春らしいお洋服が欲しくなったので、薄手のウールでチュニックを作りました。
a0127828_7501774.jpg


実はこれ、四角く切った生地に縦に切り込みを入れて襟ぐりを作り、袖とポケットを付けただけの超簡単パターンなんです。
型紙もいらないし、肩を縫い合わせることすらしなくて良いという手軽さ。

四角い形なのに、着るとドレープが出てコクーンシルエットに。
てろてろした生地を使うと良い感じです^ ^







.
[PR]
さてさて、ようやく取りかかったオーダーコートがどうなったかというと、
こんな感じになりましたよ。


a0127828_9272092.jpg




後ろ
a0127828_9272238.jpg




どうかな?なんとか形になっていると自分では思っているのですが。

一枚目の写真でなぜ彼女が小脇に苺の入った瓶を抱えているのかというと、

この日彼女はお誕生日だったからです^ ^
みんなで苺料理一品を持ち寄ってドレスコードは赤orピンクで、苺ピクニックをしました
a0127828_9272331.jpg




私は苺はそのまんま食べる以上に美味しい食べ方を知らないので苺をそのまま瓶に入れて持って行ったのですが、みんなそれぞれに工夫を凝らした苺料理を作っていてさすがでした!

中でも驚きは苺ドレッシングのサラダ
a0127828_92725100.jpg




真っ赤な色がなんとも綺麗なドレッシングは、確かに苺味なのに全然甘くなくて、すっきりさわやかで美味しかったです。
苺を潰して、オリーブオイルとレモン汁と塩コショウなどで味付けするんだって。お試しあれ!

拾った生地でコートを作ってくれなんて、どんな変人かとお思いかもしれませんが、彼女は創意工夫に溢れたお茶目で可愛い方です。まあ、ちょっと変人ではあるけど、つまり芸術家ってことかな?

まだ咲いていない桜の木のしたでピクニックをしていたので、通りがかりのご近所さんに、
『お花見にはまだ早いんじゃない?』と笑われたり、散歩してるワンコと触れ合ったりして、とても和やかな時間でした。

コートもそれなりの物ができたし、ピクニックも楽しかったし、やはり何事も挑戦してみるものですね。

いつも貴重なチャンスをくれる皆様、こんな私を信じて依頼してくださり、ありがとうございます^ ^





.
[PR]
junoは一応、肩書きを刺繍作家ということにしているのですが、
お洋服のオーダーや、リメイクなんかもできる範囲で相談に乗ることがあります。

ただ、そういった専門の学校へ行ったり職務経験があるわけではないので、なんでもできるというわけではありません。

しかし、経験したことがないことというのは、確実に出来ないとも言い切れないわけです。だって出来なかった経験もないから!

滅多にないのですが、たま〜にかなり奇抜なオーダーをしてくる方がいまして…

あるとき、道に捨ててあった絨毯の生地でコートを作って欲しいと依頼されました。

捨ててあった絨毯
a0127828_9244777.jpg

結構可愛いしコートにしても良さそうな色柄だけど、ところどころ染みがあるし、結構硬い生地だし、何に使われてたものかもわかりません。
若干潔癖性の気があるjunoは、何より捨ててあったという点が気になる…。

き、菌とか、ばい菌とかは大丈夫なんでしょうか?

アイロンしたから大丈夫ですと。

高温殺菌済みだということですので、う〜ん、大丈夫かな…。

でも、ところどころある染みはどうしましょうか?と出来ればお断りしたい気持ちを滲ませながら尋ねたのですが、

それも気にしませんと言われてしまいました。

それでもまだ、いろいろと不安はあったのですが、お客様が可愛い女の子だったのでついつい引き受けてしまいました。

それが去年の夏ぐらいなんですが…

期限はいつでも良いとのお言葉に甘え、なんとなく気が進まないまま放置しておりまして、なんと秋が過ぎ冬が過ぎ、春が訪れようとしております。

今作らなければ、秋までコートを着るチャンスがなくなってしまう!!

と、ようやく重い腰を上げました。

さてはて、無事に捨てられていた絨毯の生地でコートを作ることはできるのか?
a0127828_9245055.jpg


乞うご期待!





.
[PR]