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わたしの指がもっと長かったら、煙草を吸っていたかもしれないと思う。
わたしの首がもっと長かったら、耳にピアスの穴を開けているはずだ。
爪のかたちが台形じゃなくて細長いオーバルだったら、濃い色のマニキュアを塗るだろう。
身長があと15センチあったら髪を黒いまま腰まで伸ばしてパーマをかけている。

一人の時、鏡ばかり見てしまう。
鏡に映った人の人生を想像する。どんな出来事がありそうで、どんな出来事がなさそうか。
どんな言葉をしゃべりそうか。どんな本を読んでそうか。
映画を見て、泣く。鏡を見る。いじらしい気持ちになる。
ふがいなくて、泣く。鏡を見る。怒りが込み上げる。
恋人と喧嘩をして、泣く。こっそりと鏡を見る。謝るか謝らないか決める。
鏡の中の人に似合う服を着せてあげるし、鏡の中の人に似合うようにお化粧をしてあげる。

実は私は透明人間で、鏡の中の童顔でちびで地味な人のために、毎日一生懸命世話を焼いている気がしてくる。
せめてもの抵抗に、濃いブラックのコーヒーを飲む。
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麻の生地を使って、バルーンドレスを作りました。
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ウエストの切り替えが斜めなところがポイントです。

最初は綿サテンとチュールを使うつもりだったんだけど、日暮里トマトの麻コーナーで透け感のあるガーゼ生地を見たらすごく使いたくなって、そしたら身頃も麻にしたくなって、総麻のドレスになりました。
ガーゼやから軽いんだけど、チュールほど張りがないのでバルーンにしてふわっとさせてみたよ。

いつもはすとんとした形のワンピースが多いけど、(作るの簡単やし、着てて楽やからね!)これはダーツをとって上半身をタイトに、下はボリューミーに、バレリーナのようなイメージです。

ちっちゃなボレロを羽織って、来月のパーティーに着ていこう。ブローチやコサージュをたくさんつけていこう。
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いつもはきちんと図面を引いて型紙を作る几帳面なわたくしですが、そんな『おもしろみに欠ける』自分が嫌になる時だってあるんです。

勇気を出して、フリーハンドでじょきじょきと布を切って、縫って、帽子を作ってみました。
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誰の帽子でしょう??


いつもお世話になっている、この方にプレゼントなのです。
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そう、

ミルさんです。
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ミルさんは、お友達のワコちゃんの家からやってきました。
ミルさんが来るまで、珈琲が大好きなjunoは、どうしてもインスタントコーヒーに我慢できなくなると、マメをすり鉢でつぶして、茶漉しに濾紙をセットして、コーヒーを淹れていました。

その話をワコちゃんにしたところ、優しい彼女はおうちで眠っていたミルさんをプレゼントしてくれたのでした。

それ以来、毎日お世話になっているミルさん。
糸くずやら、布くずやら、綿ぼこりの舞うjunoの部屋でミルさんがほこりだらけにならないように。
これからもおいしいコーヒーを、ほっとするひと時を、よろしくお願いします。
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はぎれの山からお花を摘んできた。
見飽きた生地の模様も、切り取って並べたら少し新鮮。
毎日ごはんを食べるのと同じくらい当たり前に手を動かしていたいなあ。
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友達の佐藤明子ちゃんと 松本いづみちゃんの展示に行ってきたよ。
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場所はおなじみ、ギャラリーre:tailです。

おもやげにたい焼きを買って行ったよ。
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ハモニカ横丁のあんこ一筋のたい焼き屋さん。ここもぱりぱりが大きい!
アッコさんが大喜びで黒目を開けていたよ。容姿端麗なのにお茶目な方なのです。
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えっずもおるよ。
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彼女は実はあんこが苦手なのを、がんばって食べていたのでした。明らかに目が泳いでいますね。ごめんよ…。
ちなみにアッコさんはあんこが『飲むほど好き』なんだそうですよ。

そうこうしてるうちにいづみちゃん登場です。
平均身長150㎝トリオ。身長の低さが画面から浮いてない!と感動するちびっこ三人組なのであった。
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繊細で透明で、思わず自分の心をふっと重ね合わせてしまいたくなる、いづみちゃんの作品。
外国の知らない町を旅していて、初めて来たはずなのに懐かしい気がするようなアッコさんの作品。

それぞれのセンチメンタルやユーモアが現れているようでした。
背景にひそんでいるであろうお話が気になります。

二人の展示は10月25日までですよ。明日のお出かけ先がまだ決まっていないあなたはぜひとも吉祥寺へ♪吉祥寺美術館で『草間彌生展』もやってるらしいよ!

それでは最後にナチュラルな1枚を。(アッコさん、ありがとう!)ごきげんよう~
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さて京都シリーズもラストとなりました。今回の旅(←おおげさだ!)でjunoが手に入れたもの、それはたくさんのどきどきわくわくと、京の人々の優しさだけではなかったのです。
今日はちゃっかり者のワタクシが持ち帰った京都土産をご紹介したいと思いいます。

まずはこちら
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こうゆうざっくりした模様編みのカーディガンがずっとほしくて、それとなく探していたのですが、まさかの京都で出会ってしまいました。
このカーデ、なんと素材は麻です。麻紐をやわらかくほぐしたという感じの糸を使って、手編みしてあるのです。ウールと違って洗濯しても縮まない。手入れも楽だ!
ちょと大きめで細身の男性でもいけるので、チルチルともうやっこで着よう、と心に言い訳をしつつ、購入。
『もうやっこ』というのは名古屋弁で、「はんぶんこ」とか「共有する」といった意味です。うちではちょっと良いものを買う際の言い訳常套句になってますが。
購入したのはこのお店
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烏丸御池の郵便局の前あたり、角にひっそりと存在する「ドゥ アームエスト」。
のれんの文字が一瞬「エスニックな民芸屋さん?」と思わせますが、入ってみるとあきらかなクオリティの違いというか、良い品物を丁寧に扱っているお店だな、とわかります。
商品はだいたいがお店のオリジナルで、アジアの国で職人さんが作っているのだそう。
東京でもたまに展示会をするらしいのですが、
「なにしろ1着作るのに何ヶ月もかかるものですから、なかなか生産が追いつかなくて…」
と店員さん。本当に昔ながらの手作りで、ゆったりした時間の中でつくられたお洋服。
自分があのカーディガンに強烈に惹かれたのは、そんな職人さんのひたむきな思い、平和で穏やかな気分が、お洋服に現れていたからなんじゃないだろうか、と妙に納得。

このお店の商品は麻でできているものが多いのですが、実は麻というのは大変優秀な素材で、天然素材では唯一、完全無農薬でも育てることができるのだそうです。
一方綿花はどうしても農薬を散布しないと育てられないのが現状なんだとか。
こういうお話を聞くと、お洋服ももとは生き物だったんだな、と改めて思います。
junoは今までお洋服を作るとき、「手入れのしやすさ」や「丈夫さ」などを第一に考えてきましたが、
これからは「素材のなりたち」や「地球への配慮(土に返る素材かどうか)」といったことも、少しづつ考えて行きたいな、と思います。

ドゥ アームエストを出て、まっすぐに歩いていくと、
趣のある足袋屋さんがあります。
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残念ながらこの日は閉まっていた足袋やさん。の、お向かいに一風変わったお店が
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『国島器械株式会社』
ここは、本気の科学実験道具などがたくさん売ってるお店なのです。ウィンドゥディスプレイは、
スポイト、試験管、ろうと…
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中にはビーカーやら、真空管やらがぎっしり
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そして流れている音楽が、なんだかとても楽しげできれいな音色なんです。場違いながらしばしたたずんで聞き入っていると、中からおじいさんがでてきて、
「良い音でしょう。これはね、息子が生れたときからずっとかけているレコードなんですよ」
と話しかけてくれました。なるほど、レコードの音色だから、いつもと違う感じがしたんだ。
このお店の雰囲気とレコードの優しい音色はなんだかとてもぴったりで、ここだけ時間が止まっているような、感じがしてしまいます。
junoはこのお店がむしょうに気に入ってしまい、古びた試験管立てと、ぴかぴかの試験管を買ってかえったのでした。
さっそくjunoの部屋で大活躍の図です。ビーズを収納するのにちょうどいいんだよね。
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そんなわけで、大きな紙袋を両手に提げて、大満足で家路に着いたjunoでした。
ほんの数時間で、たっぷり雑貨屋さん巡りができる烏丸御池、京都駅からのアクセスも良いし、短い京都滞在にはとてもおすすめですよ。
ちなみにチルチルへのおみやげは『蕎麦ぼうる』に『柚餅』でした♪
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京都はお土産も、きれいなものばかりで目移りしちゃうね。
今度はゆっくりお寺の枯山水など見に行きたいものですな。

というわけで京都探検、これにて終了でございます。3回にわたり、junoのにわか京都かぶれにお付き合いくださり、ありがとうございました。
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NTT,京都文化博物館を過ぎて、三条通を歩いていくと、黄色い壁に手描き文字のおどる、たのしげなビルヂングがあります。
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ここが、いつも楽しい『モノツクリ』の現場、『Duce mix ビルヂング』だ!
中のフロアガイドも手描き。
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かべのあちこちに、いろんな生き物、おるよー。
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こんなとこにも。イラストが、あなたを一人にさせない。
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junoが目指したのは、4階にある『Duce mix Shop』。
ここは作家ものの雑貨屋さんとギャラリーのお店と、そのお店に作品を置いている作家さん4名のアトリエが1フロアに集まっていて、お買い物しつつ、作品を見つつ、その製作風景までみれるという、一石三鳥の贅沢な空間なのです。
junoが行ったときには、ちょうどこのビルヂングの壁画を描かれたイラストレーターの『harunachico』さんがギャラリーで展示をされていました。

彼女はフリースタイルでイラストを描いていて、踊るような流れるような線が持ち味。手描きで直接イラストを描いたTシャツやバッグなど、見てるだけで楽しくなっちゃう小物がいっぱい。

彼女自身がとってもゆかいな雰囲気の方で、junoは思わず話し込んでしまいました。
それでわかったのですが、彼女は来月、11月の19日から、
表参道ヒルズの中の『リュネット・ジュラ』という眼鏡屋さんで、展示をされるそうですよ。
わりとご近所じゃないかー!すばらしい!
眼鏡屋さんでの展示ということで、オリジナルの眼鏡ケースなどを販売予定。
眼鏡っ子のjunoは、今から楽しみにしています♪
このブログの読者で眼鏡を常用している方は、こぞって参上しましょう。

お買い物でわくわくし過ぎて小腹が空いても大丈夫!3階には、ランチの美味しいカフェもあります♪
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カウンター席もあって、女の子一人でも気兼ねなく長居できそうな雰囲気だったよ。
junoが行ったときには、カウンター席のお兄さんが、きれいなウェイトレスのお姉さんをナンパしてました 笑
2人のやりとりが面白く、ついつい耳を澄ませてしまったよ。
それにしても、京都の店員さんは客さばきが上手いと思います。

おっと、そろそろ夕飯の支度をする時間です。
Duce mix ビルヂングの魅力は伝わったかな?

つづきはまたあした!
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さて、結婚式も無事に終わり、みんなと別れたら、お待ちかねの京都探検です。

知らない町をふらふら探検するのは1人のときに限る、とjunoは思っています。そのほうが、思いっきり迷っても、恥をかいても、へっちゃらでいられるからです。それに、1人でいるほうがだんぜん、知らない人と仲良くなれますからね。

着物美人の後に続き、いざ!
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junoが行ったのは、『烏丸御池』という駅の周辺です。
京都文化博物館や、
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郵便局や、
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新風館のあるあたり。
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それにしても京都の建物はクラシックですてきです。この『新風館』という建物は、BEAMSなどのショップやカフェなどが入っている複合施設なのですが、もともとは電話交換局だったそうです。歴史ある建物をそのまま生かしていて、東京にはない趣ですね。
京都では、銀行だってこんなにおしゃれ。
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京都文化博物館の脇道を入っていくと、瓦屋根に赤い扉の、なんとも楽しげなお店がありました。
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表の看板には、『C◎M』という文字。
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お店の中には、アンティークの小物がところ狭しとひしめきあっています。
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興味深く品物を眺めていると、おかみさんらしき女の人が、品物の歴史や用途などを丁寧に説明してくれました。
品揃えはとにかく豊富。食器類や、電気の傘、業務用の扇風機、靴の木型なんかもありました。
まるで映画『時代屋の女房』みたい。
夏目雅子が『ローマの休日』のオードリー級に可愛いあの映画、みたことない人はぜひ観てみてね。

骨董の知識は全くないけど、品揃えだけでなく、状態もかなり良いと思います。10枚組みの小皿を指して、「これは最近作られたものですか?」と聞けば、「それは江戸時代です。」
江戸時代のものが新品同様の保存状態で、しかも手が届くお値段で日用品として売られているなんて、さすが京都。

なかでもjunoが心をうばわれたのは、木と皮で作られた、アンティークの椅子。
店内は撮影禁止なので、お見せできないのが残念です。
昔の椅子はつくりがしっかりしていて、今でも十分使える状態で残っているものが多いそうです。
今の狭いお部屋じゃ、せっかくの実力を発揮させてあげられないけど、いつかこんな椅子と一緒に暮らしてみたいなぁ。

名残惜しいけど、junoにはまだ素敵なアンティークを買う資格はないようなので、丁寧な説明をありがとう、いつか買いにきますとお礼を言ってお店を出ました。
見るからに買う気無しの貧しげな私に優しくしてくれたお店の方よ、本当にありがとうございました。とても勉強になりました。

『C◎M』は、京都文化博物館のガラス張りになっている面のお向かいの道にあります。アンティーク好きなあなたは、京都に行ったらぜひ御立ち寄りくださいな。


つづくよ
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100年ぶりに10がみっつ並んだこの日、ピーカンに晴れた京都に行ってきたよ。
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のどかな鴨川をわたって、金木犀の香りを感じながら進んでいくと、
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世界遺産の下鴨神社があります。
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ここでお友達ののりちゃんの結婚式が執り行われました。めでたいね!
お日柄も良く、絶好の結婚式日和だったこの日、下鴨神社では30分に一組の結婚式を行うというフル回転ぶりだったそうです。そんなにたくさんの夫婦が次々と生まれていたなんて、なんだか不思議な感じだな。

そして主役の新郎新婦、ちびっこののりちゃんと、のっぽのガリバーは、並ぶと30cm以上も身長差があります。
小さなのりちゃんをしっかり守ると誓った大きなガリバー。
かわいくて、たのもしくて、すてきなご夫婦、junoはちょっぴりうらやましくなってしまいました。

可愛いお花とケーキをカメラの中にお持ち帰り。幸せを分けてね。みなさんもどうぞ。
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久しぶりの友達もみんなそれぞれ元気そうで、
セミロングだった髪が腰まで伸びていたり、(パヒュームのあーちゃんみたいだったね。)
きれいなお姉さんになっていたり(2次会の司会、お疲れ様。てきぱきしててかっこよかったです。)
いっきに奥さんとお母さんになる子がいたり(これには本当にびっくりだ!)
相変わらず学生気分の人もいたり(おっとこれはjunoのことだね。)
昔に戻ったようだったり、もう巻き戻せない時間の経過を感じたり、みんな綺麗におめかししていて、ちょっとそわそわしちゃったり。

結婚式って少しせつないなぁ。

なんて思うのは、ピーターパン症候群的ぼやきでしょうか。
大人になるのを拒否するつもりはないのだけれど。

まあまあ、なりゆきで、時がくれば、それなりに。予定はあくまでも未定なのです。
日が暮れるまで、時計なんて見ないで遊んじゃうのもいいじゃない。

そんなわけで、次回は京都の素敵なお店を紹介するつもりです。お楽しみに♪
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「なぁお母ちゃん見て!こんな大きいどんぐりみつけたー!」
「わぁほんまやねぇ。けどこれはちょっと大きすぎちゃう?junoさん間違えたんやろか」
「なぁお母ちゃん、junoさんてだれ?」
「いや、なんでもないねん。えらいなー、さすがはお母ちゃんの子やわ。今日はどんぐりご飯やな」
「やったー!」
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