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えいもんはのこっていくね、やっぱり。

映画見るの、好きです。

映画館にはよっぽどじゃないと行きませんが、DVDなら疲れたら途中でとめれるし、見ながら洗濯物たたんだりできるのでよく借ります。
気に入るとBGMがわりに流しっぱなしにして一日中再生してたりします。

最近あんまり見てなかったけど、(TSUTAYA高いけん…)TSUTAYAが100円コーナーを設けていたので、うれしくなっていっぱい借りて見ました。

で、わざわざそれをブログに書くのはなんでかっていうと、もちろんすっごいオススメしたい映画に出会ったからです♪

『ニューシネマパラダイス』ていう映画を見たことがありますか?
ジュゼッペ・トルナトーレ監督(今トルナトーレをそのまま変換したら「撮るなとーれ」てなりました。どっちなん??)のすごく有名な映画なんですけど、3時間くらいあるのと、「古典はたるい」ていうイメージとでいままで手が出なかったんですが、見終わったあとにそのことを心から悔やみましたよわたしは。

めっちゃ良いので見たことない人は気が向いたらぜひ見てみてください。
たぶんイタリア語なんですけど、巻き舌具合が。イタリア語圏の映画って、すがすがしい映画が多い気がします。なんてゆうか、アドリア海の風が吹いてます。

アドリア海といえば紅の豚ですが、ていうかわたしのアドリア海のイメージは紅の豚でしかないんですが、あんな感じに単純明快、根っから悪い人が一人も出てこなくて、登場人物みんな、どこか人間らしくて憎めないのです。

ちなみに個人的な殿堂入り、洋画部門は「小さな恋のメロディ」、「リトル・ダンサー」、「レオン」、「髪結いの亭主」、「テファニーで朝食を」、「女は女である」、「シザーハンズ」…挙げだしたら意外といっぱいで終わらなそうなのでこの辺にしときましょう。
もちろんここに「ニューシネマパラダイス」も追加します☆

邦画部門は「ジョゼと虎と魚たち」がわりとダントツで、これは大学のときにレポートの主題にしたくらい。
あと夏目雅子さんの「時代屋の女房」、「ツィゴイネルワイゼン」も良かった。変わったとこでは「ヨコハマメリー」ていうドキュメント映画。
最近だと「誰もしらない」、「アカルイミライ」、「空中庭園」、「かもめ食堂」、「百万円と苦虫女」…やっぱり切りがないですな。

良いものっていうのは絶対あとからそれをマネする人が出てきて、さらに良いものを作ろうとするだろうから、当時は斬新だった手法も、今は使い古されたありきたりなものになってしまってるんじゃないかしら、
という懸念から、手を出さずにおいた名作って、けっこうたくさんあるんですけど、

やっぱり素晴らしいオリジナルというのは、いくらリメイクが出てきてもそれに勝る輝きを持っているものなのだなぁと思いました。
今ある古いものって、淘汰を生き延びて今に残っているということやから、つまりは「古い」って言うこと自体が「良い」ていう何よりの証明なのかも。

そんなわけでちょっぴり昔カルチャーにはまりそうな予感です☆